注文住宅を建てる方は、地震に強い家を希望することは当然でもあり、実際に国内では世界的に見ても大地震の発生率が高いので、備えを行うことは大切なことです。大前提として地盤調査を行うことは欠かせず、弱い部分があれば地面を強化する薬剤を投入する方法やコンクリートの杭を打つ方法などが行われています。基礎の上に建築する地震に強い家作りに関しては、ハウスメーカーや工務店によって違いが出ていることは目立ちます。免震設計の場合は地震の揺れを吸収する方法になり、敢えて住宅を揺らすことにより被害を最小限にできるという仕組みです。
これに対して木造住宅でも鉄筋を使った筋交いを採用し、壁の内部など目立たない位置に固定をする方法で強い地震があっても家が崩壊することを防ぐ仕組みも利用できます。国内では耐震性の基準が設けられているので注文住宅で新しく家を建てる方は、基準を満たしていることになりますが、それでも更に地震に強い家に施す場合は、建築の依頼先を選ぶ際に、耐震の技術を理解することが最善策になります。殆どの建築会社で木材の組み合わせ部分には強化用の金具を設置することを行っていますが、素人では判断ができない部分が多いので依頼先から十分な説明を聞き出し他社との比較検討をすることは必須です。地震に強い家は今後も新しい技術力で震度8でも倒壊しない家作りを行うことができる可能性があるので、常に最新の情報を入手することで失敗しない注文住宅を建てられます。